なぜ今、新規集客だけでなく「リピート客」づくりが重要なのか?
トリミングサロンを運営していると、
「毎月、新しいお客様を集めなければ」と感じることもあるかもしれません。
もちろん、新規のお客様との出会いはサロンにとって大切です。初めて来店してくださるお客様がいるからこそ、サロンの魅力を知っていただくきっかけが生まれます。
一方で、安定したサロン運営を考えるうえでは、
一度来店してくださったお客様に、継続して通っていただく仕組みづくりも欠かせません。
初回来店後に次回予約へつながらない状態が続くと、そのたびに新規集客に力を入れ続ける必要があり、
広告費や更新作業、接客時の案内など、サロン側の負担も大きくなりやすくなります。
ここでは、なぜトリミングサロンにとってリピーターづくりが重要なのかを、
ペット市場の変化とあわせて見ていきます。
ペット市場のデータが示す「数」から「質」への変化
ペット市場の変化を、この記事のテーマである「再来店づくり」に合わせて整理すると、次のように考えられます。
| ペット市場の傾向 | 調査から読み取れること | トリミングサロンで考えたいこと |
|---|---|---|
| 市場は微増傾向 | ペット関連市場は大きく急増しているというより、安定的に推移している | 新規のお客様を増やすだけでなく、継続して通っていただく仕組みを考える |
| ペットの家族化が進んでいる | 健康管理や日々のケアに関心を持つお客様が増えている | 皮膚・被毛・季節に合わせたケアなどを提案しやすくする |
| サービスへのニーズが多様化している | お客様ごとに求めるサービスや情報が細かくなっている | お客様ごとの悩みや希望に合わせて、関係づくりを続ける |
矢野経済研究所が発表した「ペットビジネスに関する調査(2025年)」によると、2024年度のペット関連総市場規模は、小売金額ベースで前年度比102.6%の1兆9,108億円を見込むとされています。
また、2025年度のペット関連総市場規模は、前年度比100.8%の1兆9,257億円を予測しています。
同調査では、販売数量という観点では大幅な市場拡大は期待しにくい一方で、ペットの家族化がさらに進むことで、単価の高いメニューや関連商品への需要が増加していくと見られているのです。
この流れをトリミングサロンに置き換えると、単に新規のお客様の数を増やすだけでなく、一度ご来店いただいたお客様との関係を深め、継続的に選ばれるサロンづくりがより重要になっていると考えられます。
新規のお客様の奪い合いはコストも労力もかかる
ペットの飼育数が大きく増えているわけではない状況では、
新規のお客様だけを追い続けると、周辺の競合サロンとの集客競争が起こりやすくなります。
- 新しいお客様に見つけてもらうために広告費をかけ続ける
- 初回限定の大幅な割引に頼って予約を増やす
- SNSや予約サイトの更新に時間を取られる
こうした方法は、一時的な集客につながる場合もあります。しかし、
大幅な割引に頼りすぎると利益が残りにくくなり、更新や予約対応にかかるスタッフの負担も大きくなりやすい点には注意が必要です。
また、初回価格だけをきっかけに来店したお客様は、次回も価格を比較して別のサロンを選ぶ可能性があります。
もちろん、新規のお客様を増やす取り組みは大切です。
ただし、サロンの売上を安定させるためには、新規集客だけに頼るのではなく、一度来店してくださったお客様に、もう一度選んでいただく仕組みを整えることが重要です。
そのためには、来店後にサロンのことを思い出していただける接点や、次回予約に進みやすい案内を用意しておく必要があります。
リピート客を育てて、1回あたりの利用額を高めよう
リピーターのお客様とは、来店を重ねるほどコミュニケーションが深まり、ワンちゃん・ネコちゃんの性格や毛質、体調の変化なども把握しやすくなります。
その関係性があるからこそ、たとえば
「乾燥しやすい季節なので、保湿ケアもおすすめです」、
「お家での歯磨きが難しければ、サロンでデンタルケアもできます」
といった提案もしやすくなります。
お客様にとっても、ワンちゃん・ネコちゃんのことを理解してくれているサロンからの提案であれば、安心して追加メニューを検討しやすくなります。
つまり、
リピーターづくりは単に来店回数を増やすためだけの取り組みではありません。
ワンちゃん・ネコちゃんに合わせた上質なケアを提供しながら、
結果的に顧客単価や継続的な売上の向上にもつながる取り組みといえます。
新規のお客様を集めることに加えて、来店後の関係性を育てることが、トリミングサロンの安定した集客・再来店につながっていきます。
トリミングサロンで来店後の接点づくりが大切な理由
リピーターづくりが大切だとわかっていても、実際には
「初回来店後、なかなか次回予約につながらない」と悩むサロンも少なくありません。
お帰りの際に「またお待ちしていますね」とお声がけしても、お客様は日々の生活で忙しく、次回予約をつい後回しにしてしまうことがあります。
そこで見直したいのが、お客様が迷わず次の行動に進める道筋、つまり「再来店につながる入口」です。
ここでは、トリミングサロンで再来店につながりにくい原因と、店舗アプリを活用して
来店後の接点を整えるメリットについて紹介します。
情報が分散すると、再来店のタイミングを逃しやすい
お客様が「そろそろトリミングに行かなきゃ」と思ったとき、すぐにサロンの情報を確認できる状態になっているでしょうか。
トリミングサロンでは、予約受付やお知らせ、仕上がり写真、クーポンなどを複数のツールで管理しているケースが多く、たとえば次のように情報の管理場所が分かれていることがあります。
| 情報の種類 | よくある管理場所 | お客様が迷いやすいポイント |
|---|---|---|
| 仕上がり写真・スタイル事例 | 過去の投稿を探しにくい | |
| 予約受付 | 電話・外部予約サイト | どこから予約すればよいか迷いやすい |
| キャンペーンのお知らせ | LINE・SNS | 配信が流れてしまい、後から見返しにくい |
| ポイント・クーポン | 紙のカード・LINE | 持参忘れや確認漏れが起こりやすい |
もちろん、それぞれのツールには便利な面があります。
しかしお客様の立場からすると、「前回はどこから予約したっけ?」、「今使えるクーポンはどこで確認できるのかな?」と、必要な情報を探す手間が発生してしまうことがあります。
少しでも「面倒だな」と感じると、予約は後回しになりやすいものです。本来なら1か月後に来店していただけたはずのお客様が、気づけば2か月後、3か月後になってしまう可能性もあります。
だからこそ、
お客様が迷わず情報を確認でき、次回予約や相談に進みやすい状態を整えておくことが大切です。
店舗アプリは「来店後のお客様が戻ってきやすい入口」になる
情報が分散してしまう課題を整理し、お客様が次の行動に進みやすい状態をつくる方法のひとつが、
店舗専用のスマホアプリです。
店舗アプリは、Instagramやホームページ、LINEなどをやめるためのものではありません。
むしろ、
今使っているツールを活かしながら、お客様がサロンの情報に迷わずアクセスできる「入口」として活用できます。
たとえば、予約ページ、メニュー、クーポン、お知らせ、料金表、ホームページ、SNSなどへのリンクをアプリ内にまとめておけば、お客様は必要な情報をアプリから確認しやすくなります。
サロン側にとっても、店頭でのお会計時やお迎え時に、「次回のご予約やお知らせは、アプリから確認できます」と案内しやすくなるため、接客時の説明もスムーズになります。
思い立ったタイミングで次回予約に進みやすい
アプリを導入するメリットのひとつは、お客様のスマートフォン画面にサロン専用のアイコンを用意できることです。
お客様が「そろそろシャンプーの時期かな」、「前回のカットに近いスタイルを見たいな」と思ったとき、ブラウザで検索したり、複数のSNSを開いて情報を探したりする手間を減らせます。
スマホのホーム画面にあるサロンのアイコンをタップするだけで、予約ページや空き状況の確認へ進みやすくなるため、次回予約へのハードルも下がりやすくなります。
「あとで予約しよう」と思っているうちにタイミングを逃してしまうことは少なくありません。
だからこそ、
お客様が思い立ったタイミングで予約に進める入口を用意しておくことが、再来店につながります。
来店後の接点を自然に増やせる
店舗アプリは、予約の入口としてだけでなく、来店後のお客様とつながり続けるためにも活用できます。
たとえば、
サロンの雰囲気が伝わる写真や、次回使えるクーポン、店休日のお知らせなどをアプリにまとめておくことで、お客様は必要な情報へ迷わずアクセスできるようになります。
バラバラになりがちな情報が「ひとつの入口」に整理されていると、次回のご相談やご来店につながりやすくなるのではないでしょうか。
SNSやホームページは集客、アプリは再来店の入口として使い分ける
Instagramやホームページ、外部予約システムなどをすでに使っている場合でも、店舗アプリと組み合わせて活用できます。
アプリ内のボタンにそれぞれのリンクを設定すれば、お客様はアプリを入口にして、必要な情報へ進みやすくなります。
今あるツールを活かしながら、お客様との関係を継続しやすい状態をつくるためにも、以下のように役割を整理してみてはいかがでしょうか。
| ツール | 主な役割 |
|---|---|
| 写真や動画で、サロンの雰囲気を伝える | |
| LINE | 個別のやり取りや、簡単なお知らせに使う |
| ホームページ | コンセプトや料金など、詳しい基本情報を掲載する |
| 店舗アプリ | 予約・写真・クーポン・お知らせへの入口にする |
このように、SNSやホームページでサロンを知っていただき、来店後はアプリを案内することで、
集客と再来店の役割を分けて運用しやすくなります。
APPLI-S(アプリス)で活用できる機能
とはいえ、店舗アプリと聞くと、
- 「作るのが大変そう…。」
「専門知識がないと運用できないのでは?」
「費用が高くなりそう…。」
と感じる方も多いかもしれません。
特にトリミングサロンでは、日々の施術や予約対応、接客で忙しく、アプリの更新や管理にまで手が回るのか不安に感じることもあるでしょう。
そこで活用しやすいのが、
ノーコード店舗アプリを作成できるサービス「APPLI-S(アプリス)」です。
※画像はAPPLI-Sのトップ画面デザイン設定画面です。
APPLI-Sでは、予約管理、フォトギャラリー、クーポン、お知らせ、プッシュ通知などを組み合わせながら、来店後のお客様との接点づくりに役立てられます。
ここからは、APPLI-Sを使って、トリミングサロンでどのように活用できるのかを紹介していきます。
予約管理・フォトギャラリー・クーポンをまとめて使える
予約や写真、お知らせの案内先が分かれていて、お客様への説明が複雑になっていませんか。
APPLI-Sを活用すると、次回予約への案内、スタイル事例の掲載、クーポン配信、お知らせなどをアプリ内にまとめられます。
【予約管理】思い立ったタイミングで予約へ進める
アプリのトップ画面に「予約する」ボタンを設置しておけば、お客様は思い立ったタイミングで予約に進めます。
管理画面からは予約カレンダーや空き枠の設定も行えます。
【フォトギャラリー】スタイル事例やサロンの雰囲気を見やすく整理
Instagramでは投稿が流れてしまい、過去のスタイル事例やサロンの雰囲気が伝わる写真を探しにくい場合があります。
APPLI-Sのフォトギャラリー機能を活用すれば、サロン側が掲載したい写真をアプリ内に整理して表示できます。
たとえば、「犬種別」、「季節のスタイル別」、「カット事例」、「サロンの雰囲気」など、お客様に見ていただきたい写真をまとめて掲載できます。
スタイル事例やサロンの雰囲気をアプリ内で見やすく紹介することで、お客様が
「次もこのサロンにお願いしたい」、
「このカットを相談してみたい」
と感じるきっかけにもつながります。

※画像はAPPLI-Sのフォトギャラリー作成画面です。
【クーポン】「また来よう」のきっかけづくり
「次回割引」や「お誕生月特典」など、条件を設定したデジタルクーポンを発行できます。
オリジナル画像をアップロードするだけで、サロン専用のクーポンを作成できるため、再来店を後押しする方法として活用できます。

お知らせやプッシュ通知で再来店を優しく後押し
APPLI-Sでは、アプリ内のお知らせやプッシュ通知を使って、お客様とのつながりを継続できます。
【お知らせ機能】大切なお知らせをアプリ内に残せる
「年末年始のお休み」「季節限定メニュー」「新しいスタッフの紹介」など、サロンからのお知らせをアプリ内に掲載できます。
SNSのように投稿が流れてしまうのではなく、必要な情報をアプリ内に残しておけるため、お客様が後から見返しやすいのもメリットです。
【プッシュ通知】スマホ画面に直接お知らせを届けられる
プッシュ通知を活用すれば、お客様のスマホ画面に直接メッセージを届けられます。
たとえば、「今週末の予約枠に空きが出ました」、「お誕生月クーポンを配信しました」といったお知らせを送ることで、お客様の「そろそろ行かなきゃ」
という気持ちを自然に引き出せます。
全体への一斉配信だけでなく、お誕生月に合わせた通知や、特定のお客様に向けた通知など、サロンの運用に合わせた使い分けも可能です。

※APPLI-Sでのプッシュ通知は、実際のアプリストア登録後にご利用・検証いただけます。
トリミングサロンでのアプリ活用イメージ
実際にトリミングサロンでアプリを導入した場合、来店後の接客や再来店への案内はどのように変わるのでしょうか。
ここでは、お迎え時のお声がけから次回予約につなげるまでの流れをイメージしてみましょう。
お迎え時のお声がけから、再来店につなげる流れ
初めてのお客様がワンちゃんのお迎えに来られた際、次回の行動につながる案内を自然に行えると、再来店のきっかけをつくりやすくなります。
STEP 1|店舗でのお声がけ
「スタイル事例や次回のご予約、お知らせは、こちらのアプリから確認できます」とご案内します。
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STEP 2|ご帰宅後にアプリを開く
トップ画面には「予約」「写真」「クーポン」などのボタンが分かりやすく並んでいます。
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STEP 3|スタイル事例やお知らせを確認
フォトギャラリーでサロン側が掲載したスタイル事例を見たり、お知らせを確認したりできます。
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STEP 4|必要なタイミングで次回予約へ
次回の予約をしたくなったら、アプリ内の予約ボタンからスムーズに進めます。
このように、
アプリを開けば次に必要な情報がすぐに見つかる状態をつくっておくことで、お客様はストレスなく次の行動へ進みやすくなります。
さらに、APPLI-Sなら
管理画面からトップ画面の画像をアップロードし、ボタンごとにリンク先を設定できます。
Web予約URLやアプリ内メニューへのリンクを設定できるため、サロンの雰囲気に合わせたトップ画面を作りながら、お客様が必要な情報へ進みやすい状態を整えられます。
まとめ│お客様が迷わず再来店できる入口を整えよう
トリミングサロンで再来店を増やすには、
新規のお客様を集めるだけでなく、来店後も自然に次回予約や相談につながる状態を整えておくことが大切です。
InstagramやLINE、予約サイトなどを活用していても、情報が分かれていると、お客様が必要な情報を探す手間が増え、予約のタイミングを逃してしまうことがあります。
✅本記事のポイント
- 新規集客だけでなく、再来店につながる仕組みづくりが大切
- 情報が分散すると、お客様が予約やクーポンの確認で迷いやすくなる
- 店舗アプリを活用すると、予約・写真・お知らせなどをひとつの入口にまとめやすい
- APPLI-S(アプリス)なら、予約管理・フォトギャラリー・クーポン・プッシュ通知などを組み合わせて活用できる
「情報を発信する」だけでなく、「お客様が迷わず次回予約に進める状態をつくる」こと。
この視点が、リピーターづくりや安定したサロン運営につながっていきます。
まずは小さな一歩として、予約・写真・お知らせなどの情報を整理し、お客様が使いやすい入口づくりから見直してみてはいかがでしょうか。